洗濯ばさみを使って作る大きめドール用もこもこマフラー②:編み始めから仕上げまで

ゆび編みの技法を使って作る1/4サイズ以上のドール用マフラーの続きです。

大きめドール用マフラー⑤


道具が出来たので編み始めます。
ファーヤーンで編む手順を写真に撮ったのですが、糸本体が大変見えにくいので中細のストレートヤーンで手順写真の一部を撮り直しました。
多少は見やすいのではないかと思います。

糸玉には当たり前ですが糸の端が2つあります。ひとつは玉の内側、もうひとつは外側のラベルの辺り。
編み物用には糸端を玉の内側から引き出します。
糸端に印の紙片がついているものもありますが、ないものの方が多いのでいつも糸玉の中から発掘する感じです…
糸玉のラベルは紛失しないように注意します。糸が足りないときや複数作りたいときに色番号とロットナンバー(染色釜の番号のこと。同じ色でも釜によって微妙に色が変わることがあるそうです)を確認するためです。

大きめドール用マフラー⑥

糸端を30cmぐらい残して、左側の少し離れたところに取り付けた洗濯ばさみで固定しておきます。
一番左の洗濯ばさみの上に糸を載せます。
洗濯ばさみの羽根の片側だけ使います。
右に向かって互い違いに通していきます。


大きめドール用マフラー⑦

今度は右から左に互い違いに通していきます。
一番左の洗濯ばさみの下側を通して、糸玉を左側に置きます。

*写真では糸をかなり張った状態にしていますが、実際はうんと緩くしないとかけた糸がきつく締まって編み続けることができません。緩く緩くを心がけるようにします。

大きめドール用マフラー⑧

***

***

編み始めます。
糸が洗濯ばさみの上を通るように糸玉を右側に持って行きます。
*糸はぴんと張ってしまわないように気をつけます。

一番左の洗濯ばさみ、青い☆印をつけた部分の糸を親指と人差し指でつまみます。

大きめドール用マフラー⑨

つまんだ糸を、先ほど張った糸の上を越えさせて洗濯ばさみの羽根の裏側へ持って行きます。
左から順番に一番右まで同じことを繰り返します。

大きめドール用マフラー⑩

糸が洗濯ばさみの上を通るように、糸玉を左側に持って行きます。
糸は緩く張ることを心がけます。写真の糸は張りすぎです。
右端の洗濯ばさみの青い☆印の糸をつまみ、先ほど張った糸の上を越えさせて羽根の裏側に持って行きます。

大きめドール用マフラー⑪

今度は右から左に向かって同じことを繰り返します。

大きめドール用マフラー⑫

数段編みました。編んだものが洗濯ばさみの羽根と羽根の間にたまってきて、かけた糸が外れやすくなってきます。

大きめドール用マフラー⑬

洗濯ばさみにかけた糸が抜けないように片手で押さえ、もう片手で編み地を引っ張ります。
4~5段ごとにこの作業を行います。

大きめドール用マフラー⑭


以上の手順を繰り返して編んでいきます。
好きな長さになるまで編みます。
右端まで編んだら、編み終わりの糸端を30cm程度残して切ります。

大きめドール用マフラー⑮

編み地の始末をします。いろいろな方法があるようですが今回は編み地が平らになる方法で。

糸端の元の方をつまんで一番右の洗濯ばさみにかかっている糸の下をくぐらせ、わを作って右手の人差し指にかけます。
右端の洗濯ばさみにかかっている糸を外します。
*ここから先の工程も糸は緩く、を心がけます。

大きめドール用マフラー⑯

右から2番目の洗濯ばさみにかかっている糸を右手の人差し指にかけます。
糸端の元の方をつまんで、2つのわの中をくぐらせます。

大きめドール用マフラー⑱

わを作って右手の人差し指にかけます。
右から2番目の洗濯ばさみにかかっている糸を外します。

一番左の洗濯ばさみまで同じことを順番に繰り返します。

大きめドール用マフラー⑲

一番左まで来ました。糸端はわを作らずに引き抜きます。
編み始めの糸端を固定してあった洗濯ばさみを外します。
*ここではまだ糸の端を切ったりはしません。

大きめドール用マフラー⑳

編み地の両端を持って引っ張ります。編み地を整えるためです。
いろいろな方向に引っ張って形を長方形に整えます。


糸端の始末をします。編み地の目に数回くぐらせてから先を切ります。
隅の方の数目に絡ませます。

大きめドール用マフラー㉑

幅7cm長さ90cmぐらいのものが出来上がりました。
もう1~2目太くして長さをもう少し短くした方が好みだったかも、と思っています。

大きめドール用マフラー①


指編みに何回か挑戦したことがあるのですが、正直に言ってしまうと、棒針が使えるので棒針の方が速く編めるかも…という感想を持っています。
ただ、棒針の往復編みによるメリヤス編みは編み地がどんどん丸まっていくのですが、この方法で編んだメリヤスは特にそういうことがありませんでした。
糸が重いこともあるかも知れませんが、いつも同じ面を上にして編むことのメリットなのかも知れないとも思います。

今回、編み物をしたことがない方や棒針はハードルが高くて、とお考えの方にも気軽に試して頂けるように書いてみたつもりですが、見直してみると分かりにくいところが多いように思います。特に写真ですね……
ゆび編みの動画を公開なさっている方がたくさんいらっしゃいますので、分かりにくいところはそちらも参考になさってみてください。

***

拍手ありがとうございました。


記事中の画像及び文章の無断転載はお断りいたします。
[ 2016/12/12 10:30 ] MDD | TB(-) | CM(-)