手縫いで作るオビツ11用簡易式甚平・ハーフパンツ

甚平の上衣が出来ました。

今、手元にある和裁の本は初版が昭和47年のもので、そこに載っている甚平は上衣しかありません。それに着丈がずいぶん長くて驚きます。
上下セットになったお馴染みの甚平は意外に新しい形のものなのですねえ…

オビツ11用簡易式甚平・ギンガムチェック


今回はゴムウエストのハーフパンツをつけることにしました。膝関節が隠れない程度の丈のものです。
縫うところが少ないので、上衣に比べたら本当にあっという間に出来てしまいます。

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手縫いでの手順をご紹介していますが、縫うところが少ないので全部ミシンで縫うこともできます。
その場合、裾とウエストゴムの手順を変えた方が作りやすいと思います。


今回の製図には前後の区別がありません。左右を中表に合わせて前中心と後ろ中心を縫います。

オビツ11用簡易式甚平・ハーフパンツ①

股のカーブはそのまま表に返すと変な皺が出来ますので縫い代に切り込みを入れます。
カーブの部分に3箇所ぐらい。浅すぎず深すぎずというところで…
縫い代を割ってアイロンをかけます。


股下を縫います。

オビツ11用簡易式甚平・ハーフパンツ②

前後中心の縫い目と裾の印を合わせてまち針を打ちます。中心の縫い目がずれるとみっともないのでずれないように気をつけて縫います。ミシンより縫いずれしにくいのも手縫いのよいところ。

裾の縫い代を折り返し、表に大きい針目が出ないように縫います。



ウエストにゴムを入れながら始末をします。

オビツ11用簡易式甚平・ハーフパンツ③

ゴムカタンを少しほどいて端から6.5cmぐらいのところにペンなどで印をつけておきます(時間が経つと消えるチャコペンだと縫っている間に消えることがあります)。
印をつけるだけで切るのは最後。最初に短くしてしまうと縫いながらゴムを入れ込むのに大変苦労します。もちろん経験済みです…
ゴムの実寸は5.5cmぐらい、そこに結び目の分として1cm足しました。そこそこ伸びるものなので結構アバウトです。

ウエストの縫い代を折り込み、ゴムを入れながら縫います。
表に大きい針目が出ないようにすることと、ゴムを一緒に縫ってしまわないように気をつけます。
写真では表に返してから縫っていますが、裏のままでも構いません。作りやすい方でどうぞ。

ほとんど1周縫えました。ゴムの始末をします。

オビツ11用簡易式甚平・ハーフパンツ④

縫い残しが5~6mmぐらいになったら、ゴムが抜けてしまわないように注意しながら、最初につけた印が出て来るまで引っ張ります。ほどけないように結んで、糸端を少し残して切ります。
結び目を縫い代に押し込んで1周全部縫ってしまいます。ゴム入れ口を残すとそこが浮いて見栄えが悪くなりますので。

ハーフパンツも出来ました!

オビツ11用簡易式甚平・ハーフパンツ⑤


分かりにくい写真や文章に長々とお付き合いくださってありがとうございました。
甚平おちびさんたちと楽しい夏をお過ごしください。

オビツ11用甚平①

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拍手ありがとうございました。



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[ 2015/07/01 10:30 ] OBITSU11 | TB(-) | CM(-)