手縫いで作るオビツ11用簡易式甚平・上衣②

手縫いで作るオビツ11用甚平の上衣。
前回は最大の難関、衿つけまで出来ました。残りを一気に仕上げてしまいましょうか。

オビツ11用甚平・糸とゴムカタン

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今回は袖つけから始めます。

オビツ11用甚平・袖つけ

身頃と袖を中表に合わせて縫います。縫い代は割っておきます。


肩揚げをします。

オビツ11用甚平・肩揚げ①

肩幅を2等分にしたところに印をつけます。1.4cmに設定してあるので半分は0.7cmですね。長さは前後各1cmぐらいずつ。

オビツ11用甚平・肩揚げ②

表に返して、印をつけたところを山折りにします。
ボディに当ててみて好みの肩幅を決め、肩先の方に向かって折り返します。


表に出る針目が小さめになるように縫います。二目落としとか三目落とし、などという縫い方が正式のもののようですが2cmぐらいしか縫わない部分なのでなかなか難しいのです。要は止まってればいいかなあ、というところで…


両肩の肩揚げが出来たら袖下と脇を縫います。

オビツ11用甚平・脇縫い

脇の縫い代も後から割ることにしますので、袖つけの部分の縫い代は縫い込んでしまわないようにしています。こういうのが手縫いのよいところ。


袖口と衿下、裾の始末をします。縫い代を折り返して表に大きい針目が出ないように縫います。

オビツ11用甚平・縁の始末

衿下から裾は続けて縫っています。角になる部分は「額縁仕立て」という方法を採っていますがしなくても構いません。
その場合、裾の縫い代を先に折って衿下の縫い代が上になるようにした方が綺麗に見えるかも知れません。


服の形になりましたね。あとひと息!


飾り紐を作ります。

オビツ11用甚平・飾り紐①

共布で作るのはわりと面倒なので、ここは市販のリボンでも構わないのではないかと思います。3~4mmくらいのものがバランスよく見えると思います。

試作に使ったたぬき柄は4つ折りにするとかなり厚みがでるので、耳を利用して3つ折りにし、縫い代1枚分薄くなるようにしました。ローンやギンガムはもっと薄いので4つ折りでも大丈夫だと思います。
アイロンで折り癖をつけ、3辺をまつって紐にします。

オビツ11用甚平・飾り紐②

前の打ち合わせは男性用女性用ともに向かい合ったときに小文字のyに見えるように合わせます。
着ている人の左前身頃が上になることになりますね。
蝶結びにして、左の前身頃に縫い付けます。結んだ部分を針が数度通るようにしないとほどけてしまうので気をつけます。

今回の甚平は簡易式で結び紐は飾りなので、打ち合わせ部分を止めないといけません。
簡単にできるのはマジックテープでしょうか。「メカニカルファスナー」というものを使うと厚みがあまり出ないので便利です。
地方のごく普通の手芸店にはたぶん置かれていないのと、白しか見たことがないのが残念です。私は東急ハンズで小さい袋に入ったものを買いましたが取り扱っているネットショップもたくさんあると思います。
amazonにも何種類か置いてありますね。雌雄の片方だけ売っているものも多いようです。



5mmぐらいの小さい縫い付けスナップでも構いません。

オビツ11用甚平・メカニカルファスナーつけ

メカニカルファスナーは裏が粘着テープになっていますが、布への接着力は強くないので布用接着剤(コニシボンド「裁ほう上手」)を併用しています。片方を衿先の裏につけ、ボディに着せてもう片方の位置を決めて取り付けます。


甚平の上衣が出来ました!

オビツ11用甚平・上衣

次回はハーフパンツです。もう少しでセット完成!


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[ 2015/06/30 10:30 ] OBITSU11 | TB(-) | CM(-)