手縫いで作るオビツ11用簡易式甚平・上衣①

手縫いで作るオビツ11用簡易式甚平。これから暑くなるシーズン、お宅のおちびさんに作ってみませんか。

オビツ11用甚平・上衣

写真のものは全部手縫いにしていますが、直線部分が多いのでほとんどミシンで縫うこともできます(手順を少し変えた方が縫いやすいと思います)。


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布を裁って縫い代の始末をするところまでが前回の記事でした。
縫い始めるまでの下準備が結構大変です。しかし縫いやすさと出来上がりに如実に差が出るのも下準備、ではあります…

上衣を縫い始めます。

*ボディの特性上、もしかしたらお裁縫は学校の家庭科以来、という方もご覧になるのでは…と思っております。
なるべくどなたにも分かりやすいように書きたいとは思うのですが、耳慣れない用語が顔を出すこともあるかと思います。予めどうぞご了承ください。


まずは後ろ身頃を左右縫い合わせるところから。中表に合わせて、背中部分の中央を縫います。
縫い目の長さは1mm~1.5mm、最初と最後の数目、それから4~5目ごとにひと針返すとよいのではないかと思います。

オビツ11用甚平・背縫い

背縫いは二度縫いして片側に倒すのが正しい作り方のようですが。今回は小さいものなので厚みが出ないように割ることにしました。
1工程ごとにアイロンをかけると仕上がりが綺麗です。



さて、最大の難関、衿つけです。ここは手縫いが縫いやすいですね。

オビツ11用甚平・衿①

和裁の本を見ると衿側を上にして縫い付けるようですのでそれに倣います。
身頃と衿を中表に合わせてまち針で止めます。
身頃の首周りに内角があって縫いにくいので、縫い代の内角に切り込みを入れます。深すぎるとほつれの原因になりますが、浅すぎると意味がないので2/3ぐらいの深さで様子を見るのがよいかも知れません。

前回、「衿の短辺の縫い代を多めに取る」と書きました…この工程でなぜか衿の長さが足りない!ということがたまにあるのでちょっと長めに裁っておくことをお勧めしています。

まち針は縫い代の外側に向かって直角に打ちます。
両端と背縫いの部分、首周りの左右内角には必ず、あとは衿が浮かないように数カ所打ちます。
このまま縫っても構いませんし、しつけをかけるのもよいかと思います。

オビツ11用甚平・衿②

最初の数針は返し縫いで、その後は時々返し針をしながら細かく縫います。


オビツ11用甚平・衿③

真ん中まで縫えました。背縫い部分は縫い目をまたぐように返し針をして、その後はまた時々返し針をしながら縫います。


オビツ11用甚平・衿④

衿先まで縫えました。身頃の方から見たらこんな感じになっています。


オビツ11用甚平・衿⑤

衿先の始末をします。縫い代を折り上げて(Wのような形になりますね)短辺を縫い、縫い代を4mm程度に切りそろえて表に返します。左右両方行います。


オビツ11用甚平・衿⑥

身頃を裏返し、衿と衿下の縫い代を折り込んでアイロンをかけます。
表に縫い目がなるべく見えないように縫い付けます。
今回はくけてありますが、表に見えなければどんな縫い方でも構わないと思います。

衿が出来ました!次回は上衣の完成まで行けそうです。


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拍手ありがとうございました。



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[ 2015/06/29 10:30 ] OBITSU11 | TB(-) | CM(-)