手縫いで作るオビツ11用簡易式甚平①・材料と製図

そういえば七夕が近いなあ…ということでうちのオビツ11さんたちに甚平を縫ってみました。

オビツ11用甚平①

ブラックさんが着てる和柄のものは全部手縫い、シルバーさんのギンガムチェックは衿の部分だけ手縫いであとはミシン縫い。

和服系のものは元々が手縫いなんだし、小さい服は手縫いの方が却って楽なことも多いです。お宅のおちびさん用に挑戦してみませんか。今から作れば七夕に十分間に合います。

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学問には王道がないけれど、お裁縫には王道までは行かないが材料と道具を選ぶとかなり楽に進めることが出来るという近道はある…と思っています。
特に小さいものは布選びが大切ですね。今まで散々色柄優先で布を買って、結局用途に合わずに在庫を抱える羽目になっている私の実感です。泣。

オビツ11用甚平・布選び

ブラックさんが着てる和柄は(たぶん)スケアークロスと呼ばれているものだと思います。針の通りがよく縫いやすいです。

座布団にしているのはギンガムとシーチングです。どちらもわりとお馴染みの名前の布だと思います。
ギンガムとシーチングを同じ9枚重ねにして撮ってみました…
1枚でははっきり分からないけれど重ねるとずいぶん厚みが違うのがよく分かります。これだけ違うと同じ型紙で作ってもあちこちきつくなる、ということになってしまいます。今回はシーチングは不向き、ということで。
スケアークロスはギンガムより少し厚いです。

お勧めするのは綿100%の60ローン、ギンガム、スケアークロスあたりでしょうか。ブロードも硬くないものなら大丈夫。

長さは身頃が縦に取れればいいので15cmあれば余裕がありますね。手芸店のミニカットクロスで十分です。色柄が豊富で選び放題ですが、布の種類は書かれていないことが多いのでなるべく薄くて目の詰まったものを選ぶとよいのではないかと思います。



オビツ11用甚平・糸とゴムカタン

「手縫い糸」というと、ブラックさんがお尻の下に敷いているような平らな糸巻きに巻かれているものを真っ先に思い浮かべますが、入手が容易なものは小さい服には太すぎるように思います。
写真右側にあるように、ミシン糸の糸巻きみたいなものに巻かれている手縫い糸も売られています。これはシャッペスパンの手縫い糸ですが、糸巻きの両端がお花のようになっていてミシン糸と区別がつくようになっています。こちらがお勧め。
色数が豊富で入手しやすいミシン糸を使うこともできないことはないです。今回の和柄甚平はミシン糸で縫っています。
ただ、ミシン糸は手縫い糸と縒りが逆なので、右手で縫うと途中で絡まってきてしまうことが多いのです。お使いになられる場合は短めに切って時々捩れを解いてやるとよいのではないかと思います。逆に、左利きの方にはミシン糸を使うことをお勧めいたします。
布と同色か、なければ少し濃い色を選んでください。

普通の平ゴムは厚くて硬い、と思っているので今回はゴムカタン糸を使っています。手芸専門店ならたいてい置いていると思います。白しか買ったことがありませんが、何色かあるようですね。


その他にマジックテープ(メカニカルファスナー)かスナップ、縫い針、まち針、ほつれ止め(ピケ、クロバーほつれストップ液など)、印つけ用の筆記具、しつけが必要ならばしつけ糸、布用接着剤、アイロン、必要な材料道具はこれぐらいでしょうか。
・縫い針は薄地用のもの。針と糸は安いものだと出来はもちろん作業効率も非常に悪くなるので100均のものは厳禁で!
・印つけに使うものは細いものを。今回はフリクションボールペン0.38mmの黒を使っていますが、アイロンをかけると消える特性が都合がよかったり却って困ったりしています。シャーペン型のチャコペンシルも売られています。

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前置きが長くなりました。製図はこちら。
相変わらずのしょぼい出来のものなので、お作りになられる場合はご自宅用、ということでお願いいたします。

今回も残念ながら歪んでいたり実寸が変だったりするところがあるので拡大縮小して印刷することが出来ません。
ほとんど直線で難しいものではないのでぜひご自分で製図なさってみてください。

オビツ11用甚平・製図①
(クリックで少し大きくなります)

飾り紐は耳を利用して片方の縫い代をなしにしています。市販のカットクロスを使う時は耳つきではないことが多いので、その場合は縫い代を4mmつけてください。

ハーフパンツはゆとりのあるデザインなので前後同型になっています。
股下の丈が図に書いてありませんでした。1.5cmです。これだと膝関節は隠れない程度です。
オビツ11用甚平・製図②


型紙を布に写します。
柄合わせの必要なものは柄合わせをしてください。
今回使っている布はたぬきの絵の飛び模様ですので模様がたくさん入るように調節しています。
袖とハーフパンツは向きがありませんが、身頃は型紙の表を使って1枚、裏返してもう1枚写して左右対称にします。


縫い代をつけて裁ちます。
縫い代は4mm程度。パンツの穿き口はゴムを入れるので6mmぐらい、衿の短辺はさらにもう少し余分に縫い代を取ってください。


オビツ11用甚平・パーツ
(クリックで少し大きくなります)

身頃の衿つけ、袖口、ハーフパンツの裾部分の縫い代に注意します。

縫い代の端にほつれ止めを塗って始末します。


続きは次回…


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[ 2015/06/28 12:19 ] OBITSU11 | TB(-) | CM(-)