ドールヘアで自作する1/6用ウィッグ③

ドールウィッグでも植毛でも一番難しいのは頭頂部じゃないかなあ…小さいからなおさら。
ウェフティングを使ったウィッグも頭頂部の始末は結構大変みたいだものね。

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作業手順は完全に自己流です。

・ある程度の材料道具の手持ちがある方向き(材料道具を全部買い揃えると市販ウィッグの価格より高くつくと思うので)
・サランのドールヘア用
・セミロング~ロングのレイヤーなしの髪型向き
・1/6系ヘッドなど小さいサイズ向き
・道具の性能によっては失敗や怪我をする危険性あり

なので誰にでもお勧めできるわけではありません。
こんな乱暴な方法でも遠目にはそれっぽいものができるんだ、程度に眺めていただければと思います。

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分け目なしの髪型でつむじを作る、というのは非常に難易度が高そうだ。
そういえばうちの借り物リカちゃんもオビツ植毛ヘッドも真ん中で分けられるように植えてあった。
つむじは諦めて真ん中分けに近い方法で頭頂部を埋めることにしようか。

自作1/6用ウィッグ⑤

ドールヘアを半分の長さに切って毛束をいくつか作り、それぞれ真ん中を同色の糸できつく縛った。
糸で結んだところが広がらないようにお湯パーマで癖をつけてから頭頂部に縫い付ける。
3段目と頭頂部の間が浮かないように土台に布用ボンドをつけて髪を押さえた。

自作1/6用ウィッグ⑥

試着させたらちょっと緩いので4コールの平ゴムを縫い付けた。
ぴったりサイズなら必要ないと思う。

髪をつけるのはだいたい完成。
接着には一応洗濯OKの布用ボンドを使っているのだけれど、それでもお湯をどばーっとかけたり煮たりするのはとても無理だろうと思う。
なのでアイロンを当てて髪を落ち着かせることにする。

ヘッド型てるてる坊主(脱脂綿を綿布で包んだもの。高温になるものを使うので、手芸用のテトロン綿や化繊布はお勧めしません。)にかぶせたウィッグに濡れタオルをかぶせる。
コードレスアイロンを低温で温めて、濡れタオルの上からウィッグに当てる。
ストレートとか毛先カールぐらいならこれで何とかなる。

*アイロンの種類や当てる時間の長さ、タオルの厚みや濡らし加減によって失敗することがあります。
高温すぎるとチリチリになったり溶けてしまったりするので、その可能性を減らすためにコードレスアイロンを使っています。充電器から離せば温度は下がる一方ですので。

自作1/6用ウィッグ⑦

カットして毛先を軽くカールしてできあがり。
なんとなく姫カットっぽくなるようにしてみた。
ただぱっつんカットは難易度が高いので毛先にシャギーを入れてごまかしている。

メイクしたヘッドに載せてみた。

自作1/6用ウィッグ⑧

ウィッグのいいところのひとつは少しずらすと感じが変わるということだと思う。
前髪は目の上で揃えてみたけど、この子は眉が見えた方がいいような気がする。こういうときに切ってしまわなくていいのはウィッグならでは。

似合ってる、と思っておく。でないと大変な思いをしたのが報われない。
面白かったけど実に面倒だったので新しくサラン買って作ろうという気にはたぶんならない。気合いと情熱と愛と在庫が要るのよねえ……

ところでこのボディ?

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拍手ありがとうございました。
[ 2012/08/09 21:30 ] 小物 | TB(-) | CM(-)